第10回奈良マラソン2019(2019年12月7・8日開催)
第10回の節目となる
「奈良マラソン2019」は、無事終了することが出来ました。
ご参加いただいたランナーの皆様には、
世界遺産をコースに採り入れた奈良ならではの魅力ある大会を、
存分に味わっていただけたものと確信しております。
大会運営にご理解、ご支援、ご協力いただきました
関係各位に心からお礼申し上げます。
本ページは、大会を報じた2019年12月8,10日の奈良新聞の記事をもとに構成しています。
記事中の年齢は新聞掲載時のものです
冬の大和路を駆け抜ける第10回「奈良マラソン2019」は令和元年12月8日、ならでんフィールド(奈良市鴻ノ池陸上競技場)を発着点にマラソンと10㎞のレースを行い、計約17,500人がエントリー、健脚を競った。
マラソンの男子総合は昨年4位だった山本芳弘さん(36)=天理市=が初の栄光を手にした。女子総合は山口遥さん(32)=神奈川県=が2時間33分22秒の大会新記録で2年連続、3度目の優勝を飾った。
10㎞の男子総合は福島太郎さん(26)=田原本町=が自らの大会記録を塗り替えて2連覇を達成。同女子も兼重志帆さん(30)=神奈川県=が大会新で初優勝を果たした。
午前9時、大会会長の荒井正吾奈良県知事がマラソンの号砲を鳴らし、9時30分には奈良市の仲川元庸市長の合図で10㎞もスタート。奈良地方気象台によると、午前9時、奈良市は西の風、風速0.6m、気温5.5度、湿度82%。曇り空でマラソンには適した気候となり、好記録が続出した。
同大会は、平成22年に平城遷都1300年記念事業として開かれたのが始まりで、今回の大会が節目の10回目。スペシャルゲストとしてバルセロナ五輪の銀メダリスト、有森裕子さんと奈良県出身の人気俳優、加藤雅也さんが参加してランナーを応援したほか、ソウル五輪金メダリストのロザ・モタさんも駆けつけた。
マラソン参加者は、平城宮跡前から奈良公園一帯を通って初冬の山辺の道、天理市内の風景も楽しみながら走破。10㎞も興福寺、春日大社、東大寺など歴史と緑に恵まれたコースを駆け抜けた。