事務局日記 オフィシャルブログ
2020年08月14日 コース沿道魅力探訪 「コース沿道 魅力探訪」② 「世界遺産【古都奈良の文化財】シリーズ」~平城宮跡歴史公園~
コース沿道魅力探訪②
今回から「世界遺産【古都奈良の文化財】シリーズ」が始まります。
シリーズ最初は、「平城宮跡歴史公園」です。
マラソン種目の5km折り返し地点手前、朱雀門や遣唐使船を覚えていらっしゃいますか?
朱雀門
遣唐使船
ここは、2010年に平城遷都1300年祭のメイン会場となった平城宮跡です。
春から秋にかけて様々なイベントが行われ、12月5日に特別イベントとして「第1回奈良マラソン」が開催されました。
今では、事前イベントのランニングクリニックでもおなじみですね。
奈良マラソン ランニングクリニックの様子
平城京は、和同3年(710年)から延暦13年(794年)まで、元明天皇が藤原京から都を移され、日本の首都として、政治・経済・文化の中心として栄えました。今は、朱雀門の北、第一次大極殿院 南門の復原工事が行われています。平城宮跡には、ふたつの大極殿があり、第1次大極殿は、南門→東西楼→築地回廊と順次復原を予定されています。
令和4年春には、南門の完成した姿の一般公開が始まる予定ですが、今なら復原工事が見学できます。
南門復元工事
もう少し平城宮跡を知りたいと、平城宮いざない館を訪問しました。
この施設は、平城宮跡歴史公園の意義と素晴らしさを伝え、往時の面影を残す平城宮跡へとあなたをいざなうガイダンス施設です。
朱雀門から見た模型 和同開珎
四神
四神とは、朱雀(南)、青龍(東)、白虎(西)、玄武(北)のことで、北に山があり、南に池があり、東に川が流れ、西に道があるという中国の陰陽思想にもとづくもので、平城の地は、まさに四神にかなう最良地形で、都を置くことになったようです。
ちなみに奈良マラソンでは、過去に四神をモチーフしたTシャツがありましたが、何枚お持ちでしょうか?
■2015年 青龍 ■2016年 白虎
■2017年 玄武 ■2018年 朱雀
平城宮跡は、特別史跡、そして世界遺産の構成要素のひとつとされており、誰もが自由に散策でき、1300年の時空を超えて、奈良時代の姿を思い浮かべながら、歴史のロマンを感じることが出来ると思います。
奈良にお越しの際は、平城宮いざない館へ立ち寄って見てはいかがでしょうか。
また、平城京やそこで営まれた生活について広く紹介されている「平城宮100の疑問」というサイトもありますよ。非常に詳しく紹介されいるので是非覗いてみてください。
2020年08月04日 コース沿道魅力探訪 「コース沿道 魅力探訪」① ~幻の大仏鉄道~
これからコース周辺の、よく知られているものや、あまり知られていないものも含め、奈良マラソンコース周辺の名所や秘話をブログを通じて紹介させていただこうと「コース沿道 魅力探訪」の連載企画をスタートします。
定期的に情報をアップしていきますのでお楽しみに。
記念すべき第一回目は・・・・
みなさん、ご存じの奈良マラソンスタート地点です 。
では、約120年以上前、この地に蒸気機関車が走る線路が敷かれていたことはご存じでしょうか?
京都南部の加茂駅から奈良の大仏駅へ、10㎞に満たない短い線路を煙吐いて走る赤い蒸気機関車の姿がありました 。
わずか9年間で幕を閉じた幻の鉄道、「大仏鉄道」です。
大仏鉄道は、明治時代の鉄道会社「関西(かんせい)鉄道」が、加茂(京都府)と奈良を最短距離で結んだ路線の愛称です。
画像は「電光(いなづま)号」
。
客車はその色と形から「マッチ箱」と称されていたそうです 。
当時は、ならでんフィールド(鴻ノ池陸上競技場)の北側にある「黒髪山」にトンネルもありました。
当時(木津川市教育委員会所蔵) 現在
ちなみに競技場は、池の中でした 。
「黒髪山トンネル」に向かう線路は1000mで25m上がるほどの急勾配で、乗客や村の人々が押すこともあり、下りは大仏駅に止めるのに苦労したようです。
地域のみなさんのご協力で成り立っている、なにか奈良マラソンに通じるものがありますね 。
奈良側に唯一残る遺構、「鹿川隧道(ずいどう)」です。現役の水路の横にわずかにレンガ積みが残っています。
※1枚目の写真の大会スタート地点から北に約1.3㎞にあります。
JR奈良駅から大会会場に来られる方は船橋商店街通りを通って来られると思います。
その商店街の北側、佐保川を渡ったところに、大仏駅があったとされる「大仏鉄道記念公園」があります 。
以前、このブログでもご紹介しましたが春には桜がきれいです。
大仏鉄道遺構めぐりのコースは、看板による案内表示がされており、非常にわかりやすいコースです。
ランニングや、ハイキングにもぴったりなコースで、沿線の風景やお店もとても風情があります。
奈良にお越しの際は、ぜひめぐってください。
マップは下記からダウンロードできます。
■幻の大仏鉄道 遺構めぐりマップ
■配布場所
奈良市役所観光戦略課、奈良市総合観光案内所(JR奈良駅旧駅舎)
近鉄奈良駅観光案内所、観光センターなど
2020年08月03日 イベント情報 「♯おうちで燈花会」参加してみませんか
昨年、第10回の記念大会を終えた「奈良マラソン」もおかげ様で、今ではメディアなどで「冬の風物詩となった奈良マラソン・・・」と紹介をされたりするようになりました。
では奈良の「夏の風物詩」で思い浮かべるのは・・・・・・・・・
やはり「なら燈花会」ではないでしょうか
。
「なら燈花会」はゆったりと時の流れる 世界遺産の地、奈良マラソンのコース周辺でもある奈良公園を中心としたエリアを、ろうそくの灯りで照らすイベントで、1999年に始まり今年で22回目を迎えます。
「燈花」とは、灯心の先にできる花の形のかたまりで、これができると縁起が良いと言われているそうです。
「なら燈花会」は訪れた人々が幸せになりますように。 そんな願いを込めてろうそく一つ一つに灯りをともしていきます。
毎年夏の10日間だけの開催ですが、期間中の来場者数は90万人以上で奈良の一大イベントとなりました。
そんな「なら燈花会」も今年は新型コロナウイルス感染対策の為、会場での開催は中止されました。
しかし、今まで灯し続けてきた火を絶やさないために、新しい形で開催されます。
それが「♯おうちで燈花会」です。
また、今年だけの特別な場所にて無観客で行い、その風景をネットで映像配信もされます。
今年は、自宅やお店の前で灯りを灯して「燈花会」を楽しんでみませんか。
来年は奈良の夏の風物詩「なら燈花会」、そして冬の風物詩「奈良マラソン」が開催できることを願って・・・・ 。
2020年07月22日 イベント情報 「飛鳥ナンバー誕生記念フォトコンテスト」開催中!(奈良トヨタグループ主催)
「奈良マラソン2013」より大会メインスポンサーの奈良トヨタグループさんが、「奈良を元気に! 今、私たちができること」という事で、「飛鳥ナンバー誕生記念フォトコンテスト」を開催中です!(7月31日17:00締切)
2020年5月11日より奈良県に新しいご当地ナンバーの「飛鳥」が誕生しました。
デザインは、四神の朱雀をモチーフとした力強く羽ばたく様子がオレンジの明るい色合いで描かれています。
奈良マラソンでも「奈良マラソン2018」の参加記念Tシャツは朱雀が描かれていました。覚えてますでしょうか。
県内では飛鳥ナンバーも頻繁に目にするようになってきましたが、皆さんのお住まいの地域で見られた事はありますでしょうか。
なかなか素敵なナンバーですよ。
飛鳥ナンバーを記念したフォトコンテスト、是非参加してみてはいかがでしょうか。
オフィシャルサイトで結果発表されるそうですので、またご紹介いたします。
2020年07月20日 イベント情報 事務局日記 再開します
大会中止に伴い、事務局日記も更新できておりませんでしたが、これから定期的にコース沿道の様々な情報やトピックなどを紹介していきますのでお楽しみに 。
現在、代替イベントの検討など行っていますが、決定しましたら大会HPにてお知らせいたします。
「奈良マラソン2019」でコース沿道沿いの大型商業施設の「ミ・ナーラ」(往路4㎞弱)さんで、パブリックビューイングをして頂いていたのはご存知でしょうか 。
ミ・ナーラの前を走り抜けるランナー
1階のフードコートではパブリックビューイングを実施
大会の生放送のTV中継をフードコートの大型モニターで流していただきました 。
その「ミ・ナーラ」さんで、奈良うまいものマルシェの出展者を募集していました。
隠れた名店や定番の味など色々出展されそうです。
※一旦募集は締め切られているようですが、興味のある出展者の方はまだ空きも少しあるそうなのでお問い合わせしてみてください。
奈良の名物店の自慢の味や新鮮な旬の野菜が集う美味しく、楽しいマルシェが開催されますので、開催されたらお昼休みにでも行ってみようと思います
。
【開催期間】
2020年8月8日(土)~16日(日)の9日間
【開催時間】
11:00~18:00
【場所】
1階特設会場(デコホーム横)
また今週末の7月23日(木)~7月26日(日)まで「忍者と遊ぼう!」も開催されます。
こちらもお楽しみに。
ちなみに奈良マラソン2018のオープニングステージでは4階にある忍者タウン(現在は休業中のようです)から「チーム・零」の皆さんに来ていただき、素敵なステージを見せていただきました。ステージを見られた方も多いのでは?
これからもコース周辺の情報を中心に情報発信していきますので、たまには覗きに来てください 。